巣ごもり需要や、店舗型ヨガスタジオ/フィットネスジムの営業自粛の背景から、2020年以降オンラインでのフィットネスサービスが充実してきています。
実店舗からオンラインへ広げたものもあれば、ここ数年で広告をよく見るオンライン特化で生まれたサービスも。
このページでは、
- どんなサービスがあるのか知りたい
- オンラインフィットネスをサクっと理解したい
- 選ぶときのポイントや注意点が知りたい
という疑問に対し、「オンラインフィットネスを選ぶときのポイント&注意点」を中心に解説します。
1分でわかるオンラインフィットネス
この章では、1分でわかるオンラインフィットネスとして、以下の3つの点について解説します。
1分でわかるオンラインフィットネス
- どんな種類がある?
- 店舗型のスタジオ/ジムとの違いは?
- YouTubeじゃダメなの?
どんな種類がある?
オンラインフィットネスは、サービスによってジャンル・配信形式など様々です。
「ジャンル」「配信形式」「レッスン形式」「支払い形態」4つの視点で見るのがおすすめです。
中には、1つだけではなく、マルチに対応するサービスも複数あります。
- ジャンル
- ヨガ
- ワークアウト/ボディメイク
- 配信形式
- ビデオ型
- ライブ型
- レッスン形式(上記「ライブ型」)
- グループレッスン
- パーソナルレッスン
- 支払い形態
- 月額型
- 都度課金型
実店舗のスタジオ・ジムとの違いは?
オンラインフィットネスを、実店舗のスタジオ・ジムと比較した時の主なメリットは以下の通りです。
オンラインフィットネスなら
- 自宅や外出先でもどこでもできる
- 移動時間のムダがない
- 料金のコスパが良くて分かりやすい(月額/入会金)
一方で、実店舗では、器具トレーニングができたり、シャワールームのアメニティなどが使えたり、魅力的な点もありますが、その分料金が高いです。
さらにその料金には、人件費や広告費、月額とは別に入会金や指名料がかかる、など旧来のフィットネスジムの名残が残っているところも。
複雑な料金体系や解約・休会制度など、現在のサブスク流行時代に不親切に感じる人もいるかもしれません。
(トレーニングマシンやプールを使用しないのに、その分も月額に含んでいると思うと損した気になりませんか。)
YouTubeじゃダメなの?
オンラインフィットネスを、YouTubeと比較したときの主なメリットは以下の通りです。
オンラインフィットネスなら
- プロのインストラクターの質が高いトレーニングができる
- 続けられる仕組みがある
- 正しいフォームで効果的なトレーニングができる
オンラインフィットネスのビデオ型サービスがYouTubeの対抗となりますが、YouTubeでは基本無料で使えるのが一番の魅力でしょう。
ただ、YouTubeならではのデメリットやリスクも。
- 自分に合うインストラクターに出会えない
- 指導が受けられないので間違ったフォームで体を痛める
- 無料のままでは広告が流れる
- 個人チャンネルの場合、閉鎖のリスク
- メンバーシップ(有料会員)への移行
他にも、フィットネスをしようと思っていたのに、他の動画を見始めてしまった、といった失敗例もよく聞こえてきます。
ボディメイクなどの明確な目的を達成するには強い意志が必要ですので、オンラインフィットネスサービスを活用することで自発的に強制力をつけたり、やモチベーションを維持するのがおすすめです。
中にはランチ1,2回分で、レッスン動画が見放題というサービスもあるので、自分に合ったサービスを探してみましょう。
【5か条】オンラインフィットネスの選び方と注意点
①料金を同じ条件で比べてみる
各オンラインフィットネスは、最安プランの月額を前面に押し出していることが多く、その場合、6か月12か月などの長期契約プランであることがほとんどです。
料金に反映される要素で特にチェックしたいのは、
- 参加可能なレッスン回数
- 月4回、月8回、見放題/受け放題など
- 契約期間
- 1か月、6か月、12か月など
- 1レッスンあたりの所要時間
- 30分、45分、60分、など
- レッスン形式
- ビデオ、ライブ:グループ、ライブ:パーソナル、など
あたりです。
②レッスン数・動画数をチェックする
レッスン数は大事
「ライブ型であれば1日あたりのレッスン数」を、「ビデオ型であれば動画数」を、チェックしましょう。
ライブ型で、受け放題、を売り文句にしていても、
- 自分が参加したい時間帯に気になるレッスンがない
- そもそも1日あたりのレッスン数が少ない
こともあります。
また、ライブがメインのサービスでビデオ対応している、という場合にも注意が必要です。
中には、
- ライブレッスンを録画しただけ
- ビデオの本数が極端に少ない
といったケースもありますので、自分のニーズを満たすものなのか、重視すべきポイントを整理して見きわめるのが肝心です。
③入会金0円/無料に踊らない
入会金0円キャンペーンはお得?
複数のサイトを見てみるとわかるのですが、ほとんどのオンラインフィットネスは、入会金0円です。
中には、「入会金/事務手数料が30,000円が今なら0円!」「先着100名は0円!」と売り文句にしているサービスも。
真偽のほどはサービス運営元にしかわかりません。
これも実店舗のスタジオ/フィットネスジムの名残のひとつともいえるでしょう。
入会金を記載しているサービスを選択肢から外すまでの必要はありませんが、頭の片隅に入れておきましょう。
④公式ホームページをよく見る
公式ホームページには、料金などのサービス概要の他にもいろんな情報が落ちています。
あくまでレッスン動画・レッスン内容・インストラクターと自分の相性、ではありますが、イマイチなサービスに当たらないように知っておくと安心です。
チェックするポイントと内容の補足は以下の通りです。
- 運営会社
- 規模、地域性
- ホームページがあるかどうか
- 掲載情報の正確性・最新性
- 税抜き税別表記が統一されているか
- レッスン数・動画数の取得時点が極端に古くないか
- 最終更新日が古くないか
- デザインに違和感がないか
- 一昔前のデザインじゃないか
- サービス内容とページのクオリティに差がないか
- 自分のフィットネス目的に合ったイメージかどうか
- 分かりやすさ
- 注釈ばかりじゃないか
- 注釈に「最低契約期間」などの重要なポイントがかかれていないか
当サイトでは、各オンラインフィットネスサービスを逐一チェックしており、多少は肌感覚でわかるようになりましたが、一番はお試しで体感してみるのがベストです。
⑤無料トライアル/体験レッスンでお試し
オンラインフィットネスでは、ほとんどのサービスが初めての人向けにお試し体験を実施しています。
「無料体験レッスン」、「1レッスンお試し価格」など内容は様々ですので、比較検討にあまり時間をかけずに、気になったサービスがあったらお試ししてみるのがおすすめです。
次の章で、一覧表でお試しプランを紹介していますので、参考にお役立てください。
お試しの一例
無料体験レッスン | 初めての人向けに体験レッスンを無料で提供。 レッスンのほか、カウンセリングがあることも。 |
無料期間 | ビデオ型見放題、ライブ型レッスン受け放題、など期間限定で実施。 無料期間での解約可否、無料期間での解約の手続き機嫌、などを確認しておくとよい。 |
1レッスン割引 | 割引価格で初回レッスンを体験。 |
まずはお試しプランがおすすめ
以上、オンラインフィットネスの選び方を解説してきました。
繰り返しとなりますが、ほとんどのサービスで体験プランを実施しているのでまずはお試ししてみて、
- 自分に合うか
- 使い勝手はどうか
- 満足できるサービスかどうか
を体験してみるのがおすすめ。
各サービスのお試しプランを一覧化しているので、気になるサービスの公式サイトをチェックしてみてください。
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